事例紹介:BGA下の異物除去

 

 今回のブログは事例紹介です。

 

 そろそろBGA以外のものをご紹介しようかと思っていたんですが、

 ネタが集まらなかったので延期しました。

 

 基板の実装工場からの依頼で、

 組み立てた基板のBGA部分に異物がありそうだ、取り除いて欲しい、

 という内容でした。

 

 

異物が挟まった基板

異物が挟まった基板

 

 お預かりした基板はこんな状態。

 

 ぱっと見正常に見えますが、右側が少しだけ浮いています。

 

 

異物を除去するリワーク

 

 この異物を除去するためにはBGAリワークです。

 

 BGAを取り外す。

 ↓

 異物の除去

 ↓

 BGAの再生(リボール)

 ↓

 BGAの実装

 

 この流れですね。

 

 リワーク機で加熱し取り外します。

 

 

 取り外したBGA

 チップコンデンサが付いています。

 

 マシンでの部品搭載時に

 弾き飛ばしてBGA部分に付着してしまったんでしょうか。

 

 稀にある不良ですね。

 

 これを半田ごと除去して綺麗にした後、リボールします。

 

 リボールしちゃえば普通に実装するのみ。

 

 

 

 ということで、

 作業難易度としては非常に低めのBGAリワークのご紹介でした。

 

 BGAのリワークは不良が出ればやる実装工場さんも多いですが、

 リボールまでやってるところは少ないんじゃないでしょうか。

 

 工房やまだはリワークに関連する作業であれば、

 様々とできますので、ちょっとしたことでもご相談いただきたいですね!

 

 

 BGAのリワークは、プリント基板の駆け込み寺 工房やまだまで!

  

 基板の駆け込み寺 工房やまだ

 FAX:0238-26-2361

 Email:info@koboyamada.jp

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