事例紹介のブログ記事

2020年

12月

14日

事例紹介:BGAのブリッジ修正

 

 今回は少し珍しい事例がありましたのでご紹介いたします。

 

 ご依頼は、BGAのリワーク等でお取引のある企業の担当者さんからでした。

 

 BGAのブリッジがあり、再実装か交換を検討されているということでした。

 

 費用的には

 再実装=取り外し+BGAリボール+実装

 交換 =取り外し+実装

 ということで、交換の方がリボールが無い分安く済むため、交換作業に。

 

 

BGAブリッジが起きた理由

 

 ブリッジが起きているということでしたので、

 その原因を調べるべく、届いた基板にX線検査を行います。

 

 

 その結果がこちら。

 

 格子状に並んでいるのがBGAと基板を接続している半田ボール。

 その他の長方形は基板裏面のコンデンサ等のチップ部品です。

 

 はっきりとした異常があるのがわかります。

 少し解説していきましょう。

 

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2020年

12月

07日

事例紹介:QFNのブリッジ修正

 

 これまで数週にわたりBGAの改造についてをブログにしてきましたが、

 

 そろそろ別の物もということで、今回はQFNについて。

 

 

 このQFNを見たことがありますか?

 

 スイッチング電圧レギュレータだそうです。(型番は消しています)

 

 基板のリワークをしていると比較的よく見るQFNですね。

 類似の形状のものは多くあります。

 

 この形のQFNが非常に大きな問題を抱えています。

 

 

電圧レギュレータQFN

QFNの裏面端子
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2020年

11月

30日

事例紹介:BGA下の異物除去

 

 今回のブログは事例紹介です。

 

 そろそろBGA以外のものをご紹介しようかと思っていたんですが、

 ネタが集まらなかったので延期しました。

 

 基板の実装工場からの依頼で、

 組み立てた基板のBGA部分に異物がありそうだ、取り除いて欲しい、

 という内容でした。

 

 

異物が挟まった基板

異物が挟まった基板

 

 お預かりした基板はこんな状態。

 

 ぱっと見正常に見えますが、右側が少しだけ浮いています。

 

 

異物を除去するリワーク

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2020年

11月

02日

事例紹介:BGAのピン入れ替え

 

 今回は以前工房やまだでご依頼を受けた事例のご紹介。

 

 BGAのピン入れ替えです。

 

 回路を設計して、基板を作って、試作品を実装してみて、

 

 そこでBGAのピンを入れ替える必要がでてきたら、、、

 

 

 そんなご依頼に対応しました。

 

試作基板が出来上がってから、ピンを入れ替えできるのか

 生板の状態で、上の図の様なBGAのパターンがあったとします。

 

 この赤い丸の2カ所のピンを入れ替えなければならない。

 

 しかも試作基板はすでに部品を全て実装してしまった。

 

 そんな状態でのご依頼がありました。

 

 

 工房やまだでは試作基板の改造を承っています。

 

 中にはかなりお急ぎの場合も多々ありますが、

 基板そのものを改造する方法で比較的短い納期で対応可能。

 

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2020年

10月

19日

事例紹介:DDRメモリのプローブ基板挿入

 

 今回のブログは事例紹介です。

 

 

 開発中の基板での、DDRメモリチップの評価の為にプローブ基板を挟み込んで欲しい、というご依頼です。

 

 

DDRメモリのプローブ基板

DDRメモリのプローブ基板

 DDRメモリのプローブ基板ってこういうヤツです。

 

 基板とDDRメモリチップの間に挟み込んで、

 パッドから伸びている端子から信号を取り出せるようにする基板。

 

DDRメモリが搭載された基板
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2020年

3月

17日

事例紹介:LGAの実装不良

 

 前回の記事ではLGAについて書きましたが、

 今回は実際のご依頼についてご紹介します。

 

 難易度の高いLGAの実装。各社さんなかなかご苦労されているようです。

 

LGAがうまく動いていない

 

 基板の実装工場さんより、

「このLGAが動かなくて原因確認中です。

 とりあえず交換してみてもらえませんか?」

 というご依頼。

 

 取り外し前にX線で検査をしてみたところ下のような写真が撮れました。

 

 

 

 見慣れないとわかりにくい写真かと思いますが、

 このX線写真ではX線が透過しにくい箇所が黒く写ります。

 

 格子状に並んでいるグレーの丸や四角が基板とLGAをつなぐ半田。

 その他の真っ黒の四角やグレーの模様はLGA内部の構造や基板裏面に実装されたコンデンサなどの部品です。

 

 

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2019年

12月

02日

事例紹介:BGAパターン修正の続き

 

 前回BGAの内部でパターンの修正作業を行い、無事に動作するようになったという記事を書きました。(事例紹介:BGAパターン修正)

 

 通常工房やまだへの基板改造のご依頼は、郵送でやり取りしてさせていただくのですが、この件では直接設計担当者さんが持ち込みされました。

 

 まずは事前にメールで打ち合わせをして作業内容も確認していたBGAのパターン修正をジャンパ配線で行いました。

 

 それを設計担当者さんが検査治具につないで動作確認をして改造箇所が問題なかったの検証をしていたところ、新たに別の個所に問題があることが分かったわけです。

 

 

基板開発のお手伝い

 

 

  基板の動作確認と不具合箇所の解析に時間がかかるということでしたので

近くのホテル(工房やまだの裏がビジネスホテルです)に滞在されて、昼間の作業スペースとして弊社の敷地内にある別棟の部屋をお貸ししました。

 

工房やまだ 別棟

 

 社長の趣味部屋なのですが、作業スペースが必要なお客様にはご利用いただいています。

 

 ここで基板の確認をされた結果、部品の交換と基板上のパターン変更が必要であることが分かったようです。

 

 急所部品交換と基板のパターンカット、ジャンパ配線作業を追加で行い、動作するように詰めていきます。

 

 途中ケーブルが届かずに検査できない箇所があったため、基板のコネクタに直接ジャンパ線をつなげてケーブルの代わりを作り検査まで進められるようにする場面も。

 

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2019年

10月

07日

事例紹介:BGAパターン修正

 

 今回の事例紹介は、基板設計の会社のエンジニアの方からのご依頼です。

 どうも基板パターン設計の段階で、BGAが電源にもGNDに接続されていない状態になっている。そして試作として板を作り部品も搭載してしまっている。どうにか動かせる状態にならないかという内容です。

 

 通常は基板を再度作成し直して、部品を実装、という事になりますが基板を作り直す時間がない、部品の予備がない、それらの予算がない等でお困りのお客様が多いです。

 

 そこで工房やまだのBGAジャンパ配線です。

 

 

BGAの内部ピン同士のジャンパ配線

 

 BGA部分のジャンパ配線は非常に高度な作業。

 国内には基板改造を行っている会社も多くありますが、この改造はそうそう簡単にできる内容ではありません。

 

 しかし工房やまだは基板改造の経験値が違います。

 BGAジャンパ配線は様々なお客様からご依頼を承っており、実績豊富です。

 

BGAの取外し

BGA内部ジャンパ配線 改造前
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2019年

2月

27日

事例紹介:QFNのGNDパット修正

 

 前回のブログに引き続き、工房やまだで受けたご依頼のご紹介です。

 

 前回のQFNズレ修正では、基板の実装工場での不良の修正でしたが、

 今回は基板設計段階での不良の修正の事例です。

 

 

QFNの基板パットのレイアウト

QFN実装状態

 

 実装されているQFNの状態をわかりやすく図に書くとこんな感じ。

 

 QFNは部品側面と底面にパッドがあり、基板と接続します。

 

QFNと基板のパッドの状態
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2019年

2月

08日

事例紹介:QFN位置ズレ修正

 

 久々のブログ更新です。

 

 今回はリワークの事例のご紹介をしていきましょう。

 

QFNの位置ズレ

 

 工房やまだでは様々なお取引様より様々なご依頼を承りますが、

 よくあるのが基板へ各種部品を実装している実装会社・工場さんからの

 実装ミスの修正案件です。

 

 実装ミスといっても色々ありますが、今回のは部品ズレ。

 

 マウンタでの部品搭載の設定が間違っており、

 基板上の指定位置からズレた位置にQFNが搭載されてしまいました。

 

 ズレといってもX軸方向に0.2mmといったわずかなものですが、

 0.5mmのピッチですから影響は大きいです。

 

QFN実装正常品
QFN実装正常品

 

 正常に搭載された部品がこんな感じとすると、、、

 

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