Macbook Early2006 CPU交換改造

 

 Macbookの初期モデル、Early2006のCPU交換改造です。

 

 交換するCPUに少し珍しい作業を施したのでご紹介いたします。

 

MacbookEarly2006 ロジックボード

CPUの取り外し

 

 CPUは中央上のBGAです。

 

 IntelCoreDuoの1.83GHzか2.0GHzか。どっちか伺うのを忘れました。

 

MacbookEarly2006 CPU

 

 2.00って記載があるから2.0GHzのほうかな?

 

 このCPUをリワークシステムで加熱して取り外します。

 

MacbookEarly2006 CPU 取外し後

 

 取り外した後はこんな感じ。

 

 ここに新しいCPUを取り付ける訳です。

 

CPUの実装

Intel Core2Duo 1.0GHz

 

 交換するCPUです。

 

 Core2Duo 1.0GHzに交換です。

 

Intel Core2Duo 1.0GHz 裏面ピン

 

 しかしこのCPU、ピンタイプだったんですね。

 

 これじゃあ基板に直接実装なんて出来ません。

 

 折角ご依頼いただいたのですが

 お断りする他ないかなと考えていたところでふと思い当たることが。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 このピンって確かCPUに半田付けされていたような、、

 

 ということは加熱したら取れる?

 

 取れた所にリボールしちゃえばBGAタイプになる?

 

 BGAになったら基板に実装できる?

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 という訳でやってみようというわけです。

 

Intel Core2Duo 1.0GHz ピン除去

 

 加熱すると、、、

 

 おーピン取れる取れる!

 

左:Intel Core2Duo 1.0GHz、右:Intel CoreDuo 2.0GHz

 

 全部のピンを取ったらリボールをします。

 

 右が基板から取り外したCPU。

 取り外したままなので半田ボールが小さかったり形状がおかしいものがあります。

 

 分かりにくいですね。

 

 左がこれから実装するCPU、新たに半田ボールを乗せました。

 同じ大きさの半田ボールが綺麗に並んでいるのが分かると思います。

 

MacbookEarly2006 CPU交換

 

 リボールしたCPUを基板に乗せてリワークシステムで加熱。

 

 半田付けを行います。(さらっと書きましたが色々ノウハウがあるんですよ)

 

CPU交換改造の動作確認

 

 筐体に組みなおして電源ON!

 

MacbookEarly2006 IntelCore2Duo CPU交換成功

 

 動いたー!

 

 OS立ち上がったー!

 

 CPU認識してるー!

 

 という事で無事に改造成功しました。

 

 

 大切なPCのCPU交換改造には

 他には無い技術で不可能を可能にする、プリント基板の駆け込み寺 工房やまだまで!

 

 TEL:0238-22-0771(平日8:30~17:30)

 FAX:0238-26-2361

 Email:info@koboyamada.jp

 お問い合わせ

 

関連記事

 

 PC修理関連記事

 

 

LINEで送る

コメントをお書きください

コメント: 4
  • #1

    TA (月曜日, 28 3月 2016 01:12)

    これで大体の費用はどれくらいになるんでしょうか?

  • #2

    工房やまだ (火曜日, 29 3月 2016 09:43)

    大変申し訳ございませんが
    費用については「お問い合わせ」よりご連絡下さい。

  • #3

    HE (月曜日, 04 9月 2017 12:51)

    幾らですか?

  • #4

    工房やまだ (金曜日, 08 9月 2017 11:38)

    大変申し訳ございませんが
    費用については「お問い合わせ」よりご連絡下さい。